女神です。
トルコリラの問題について、簡単にコメントします。
新興国は、随分前からポートフォリオに特別に組み込む必要はない、とお伝えして、その後に中国を始めとした新興国株式が下がりました。
3月には、既にお伝えしていました。
ここまで下がりますと、戻すのには時間が掛かるのがセオリーです。
但し、新興国株式は、通貨安とセットであるため、通貨の戻りと株価の戻りのダブルで戻るので、短期的には下げ過ぎれば大きく戻せます。
ここから新興国を狙うのは、短期目線にしましょう。
さて、以下の記事は面白いかもしれません。
トルコ通貨ショックの深刻度は?エルドアン政権がEUの生殺与奪を握る理由とは
トルコの問題は、むしろ長期的には難民問題と関わることを覚えておいてください。
今回、ユーロ圏の銀行がトルコに貸し出したお金が…みたいな問題は、ギリシャ問題と大差ありません。
かつて体験して、乗り越え、未だに記憶に残っている問題ですから、株式市場の売られ方も限定的となります。
難民問題は、まだ乗り越えていません。
難民問題の最悪の体験は、これからなのであり、ココが、一度乗り越えたパターンの金融危機とは違います。
通貨ユーロが危ういバランスの中で秩序を保っているのと同様に、ヨーロッパやトルコは、まだ長期的な問題を抱えています。
しかし、この難民問題は、短期的問題ではありませんし、今すぐにはクローズアップされません。
また、長期的な問題は、何もユーロ圏だけに留まらず、アメリカや日本、中国でも同様ですから、それ程気にしなくてOKです。
しっかりと正しい女神を神じてください。
トルコリラ問題が、万が一大きくなるにしても、株式市場としては、来年以降にならないと織り込み始めません。
今は、短期的には、トルコリラ問題は織り込みつつあります。
大切なのは、愛です。
トルコ旅行など、いかがでしょうか?
私も行きたいのですが、愛のために、世界を照らすために、世界各所に行く予定があり、忙しくなっています。
是非、愛のために、何か行動を起こしてみましょう。
女神より、愛を込めて。