女神です。
英国に、アセット・バリュー・インベスターズ(AVI)という物言う株主がいます。
『勝ちか愛子』の勝負を9401TBSに挑んできています。
以下の記事に詳しく出ています。
TBS、「放送会社というより投資ファンド」と株主が批判…利益落ち込みを株主配当金で補填
最近の東証は、東芝を上場維持させたり、甘えたことばかりやっていますが、建前はキチンとしたことを言っております。
上場企業に政策保有株の削減を求めています。
このことは、世界的な流れから、普通のことです。
今回のAVIは、9401TBSに政策保有株(=8035東京エレクトロン)を株主に渡せ!という株主提案なので、まさに東証の求めていることです。
しかし、9401TBSは、この株主提案に反対しています。
この反対は、日本では毎度お馴染みのことなのですが、今回の趣旨ではないので、省略します。
AVIは、今回1.7%の株式を取得したとありますので、投じた資金はチャートから観て最大でも50億程度かと想定できます。
この金額で、勝負できるのが素晴らしいですね。
もちろん、AVIによる『打診買い』になります。
9401TBSを財務から観ると、既に投資ファンドのようになっていますので、9401TBSを買う際は、保有する資産を観ながら投資すれば良いとなります。
AVIが勝ちか愛子の勝負を挑んでいるのが視えてきますと、読者様のポートフォリオのリスクが低下するでしょう。
高成長が期待できる個別銘柄(=ハイリスク)を持ちつつ、9401TBSのような成長は期待できないがローリスクの銘柄も持ちつつ、としますと、安定しますね。
ローリスク銘柄は、低PBR銘柄の中から発掘しやすいと想います。
TBSもそうですが、不動産の利益が大きくて、不動産会社のようになっている会社があります。
これらの会社は、利益の予測も難しくありませんから、株価が暴落したら買っておけば負けがなくなります。
もちろん、富士山でも噴火したら、負けてしまいますが、それは事前に私のブログを読んでおけば良いので、結局『勝ちか愛子』になってしまいます。
AVIは、昔ライブドアと一緒に有名だった村上ファンドと似た部分があり、彼等の目の付け方は参考になるものが多いです。
9401TBSですが、不動産や保有株がどうなっているかについては、調べれば分かりますし、10年後もも(ゆっくり衰退しつつも)安定した会社のままでいる可能性も高いです。
彼等の買い方、値段が参考になるでしょう。
詳しくは、投資ファンドの迷惑になりますから公開しません。
儲けましょう。
女神より、愛を込めて。